衛星地球観測ミッ
ション公募(第一回試行)のお知らせ
地球観測に
関する23の学術団体などによる「今後の宇宙開発体制のあり方に関するタスクフォース会合・リモートセンシング分科会(TFリモセン分科
会、代表幹事 六川修一東大教授)では、これまで、現在の地球観測の国内外の動向を考慮しつつ、世界の地球観測ミッションのリスト化・分
析するとともに、今後の地球観測ミッションについても4月19日に「地球観測グランドデザイン」として提案をまとめたところです。
このたび、地球観測グランドデザインに続き、衛星地球観測
ミッション公募を試行的に行うこととしました。本公募の目的は,昨今の地球観測衛星を取り巻く状況を鑑みて,我が国として実現すべき衛星
地球 観
測ミッションに関するアイデアを科学研究・実利用の双方の分野から幅広く吸い上げ,それらを精錬していく為の議論の場を提供することにあ
ります.
なお、本
公募によって選定された提案は,現時点ではその実現を保証するものではありませんが、4月19日に制定した地球観測グランドデザインにお
いてコミュニティとして日本において,国が早期に推進すべきミッションとして追加記載します。あわせて,政府,関係省庁・機関,学術コ
ミュニティ、および広く一般に向けて公表することで、内閣府の宇宙戦略推進本部が定めている宇宙基本計画工程表の見直しの議論の基礎資料
となるよう尽力していきます.